設計部

未来のことを想像し、地域社会のインフラを設計しています。

企画や設計によって、豊かなまちづくりを実現する仕事。

行政機関等からの依頼を受け、港や道路をはじめ、地域社会のインフラそのものをデザインし、「まちづくり」を業務とするのが設計部です。設計は専門性が高く、領域も広いため、グループを構成してプロジェクトに取り組みます。 ここで立案された企画や設計された図面に基づいて、実際に施工が行われていきます。

港湾

港や海岸における施設の計画・調査・設計・維持管理を行います。よりよい港湾機能の実現や地域の景観改善にも貢献し、津波や高潮から人命や財産を守る防災・減災対策にも関わります。

国内外の物流や水産物の流通を担う港の設計(静岡県焼津市)

津波による浸水被害を防ぐ胸壁及び陸閘(りっこう)(静岡県焼津市)

道路・急傾斜

インフラの中心ともいえる道路に関する計画を立案します。地すべりや土石流など急傾斜に関する対策も行い、整備計画、施設設計、交通量調査・解析などを通じて生活しやすい環境をつくっていきます。

全長5kmにわたってリニューアルされた三保~久能イチゴ海岸通り(静岡市清水区)

市道新丹谷線道路改良設計(L=0.32㎞)において作成した二次元の図面を基に作成した、3DCAD (静岡市清水区)

鋼構造

河川を渡る橋や道路の高架などの橋梁に使われる鉄筋コンクリートなど、構造物に関する整備計画、調査、設計を行います。橋の長寿命化をはじめ、安全を守るための計画立案も担っています。

ニールセン・ローゼ桁と呼ばれる設計を採用した「ふれあい橋」(静岡県藤枝市)

地域の交通を担う安倍川上流の「梅ヶ島大橋」(静岡市葵区)

河川・砂防

治水・利水・防災など、河川・砂防に関する整備計画や施設設計、維持管理計画などを行います。景観や自然との調和など、あらゆる面から河川及びその周辺の環境改善に努めていきます。

電動ワイヤロープ巻取式の南川水門(静岡県松崎町)

土木学会選奨土木遺産である源堰堤補修設計(山梨県南アルプス市)

部門紹介